黒ずみ

革財布が黒ずんでしまうのは手垢が原因です。革財布に限らず、どんな財布でも使い続けていれば手垢が少しずつ蓄積されていくので、気づいた時には財布のふちが黒ずんでいることも珍しくありません。

手垢には皮脂が含まれているので、蓄積されることで黒ずみます。また、革財布は出し入れによる摩擦が原因で、表面の塗膜部分が剥がれやすくなってさらに汚れやすい状態を加速させます。

シミ

革財布は水に濡れたまま放置したり、オイルやクリームを塗りすぎたりするとシミができてしまいます。特に革財布の水濡れは型崩れの原因にもなるので、決して放置せず水分を吸い取ることに集中しましょう。

また、味を出すためのお手入れは得策ではありますが、オイルやクリームを塗りすぎてしまうと革財布がさらに柔らかくなってしまうので、シミになりやすくなります。お手入れは保革に必要なだけの油分で十分です。

カビ

革財布が吸収した水を放置したり、高温多湿の場所に置いたままにしたり、水気のある状態で何もせずにいることはカビの発生を助長します。カビの胞子はどこにでもあるので、カビが好む環境に置いておくと大切な革財布にカビが生えてしまいます。革財布は適当な場所に置いておかず、きちんと管理することが重要です。

コバ（ふち）の樹脂剥がれ

革財布のコバ（ふち）には処理しているものと、切りっぱなしのコバのものがあります。コバ周辺には樹脂が塗られていますが、樹脂が剥がれると革の断面が現れて、見た目に影響が出てしまいます。

本革の場合

本革素材の財布が汚れた時のことを考えて、レザークリーナーまたはレザークリーム、柔らかいクロス、革専用の消しゴムを用意しておきましょう。また、カビを発生させないための工夫として、アルコール消毒液を準備するのもおすすめです。

購入後は汚れを発生させないために、定期的な手入れが必要になります。

エナメル素材の場合

エナメル素材の財布は、中性洗剤やクレンジングクリーム、コットンなどがあれば汚れを落とすことができます。財布のふちに汚れがこびりつくこともありますので、除光液を用意しておくのもおすすめ。ただし、エナメルの光沢を失うこともあるので、注意しましょう。

コーティング剤を使えば劣化防止に役立つ！

どの財布も汚れてからの対策を考えるより、コーティング剤を使って劣化防止をしておくのがおすすめです。特にガラスコーティングは防汚性やコバの剥がれにくさに優れており、紫外線対策にもピッタリです。

コーティング処理後は手垢がついてもサッと拭き取るだけで簡単に落とせますし、コーティングによる抗菌効果でカビの発生を抑えやすくしてくれます。

財布のガラスコーティングをお考えの方は、佐久平駅から徒歩1分の場所にあるNAKED COVERをご利用ください。